2008年8月18日

黄金分割比は魔法の比率

黄金分割比0.618と0.382は、フィボナッチ級数から発展します。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,・・・・・と続く数字の列です。これは
一定のルールに基づいています。それは、連続する2つの数字の和が次の
数になっているということです。
1+1=2 1+2=3 2+3=5 フィボナッチ級数の中の連続する2つの数字の
和は、その2つの数字に続く数になります。

また、自分より小さい隣の数字を割ると、どうなるでしょうか。
1÷1=1 1÷2=0.5 2÷3=0.667 3÷5=0.6 5÷8=0.625 8÷13=0.615
13÷21=0.619 21÷34=0.617 34÷55=0.618 55÷89=0.618
と黄金分割比0.618に収束します。

次に、隣の数字ではなく1つあけて小さい数字を割ると、どう
なるでしょうか。
3÷8=0.375 5÷13=0.384 8÷21=0.380 13÷34=0.382
と黄金分割比0.382に収束します。

0.618+0.382=1 の数式も成立します。

為替相場の下落や上昇があった場合、戻しの目途は0.382=38.2%
と想定します。次の目途は0.618=61.8%戻しという具合です。
黄金分割比は魔法です。

2008年8月17日

黄金分割比

黄金分割比率は、もともと「0.618対0.382」の関係をいい、イタリアの
数学者のフィボナッチが考えました。トランプや名刺のタテ・ヨコの関係
から、米国防省(ペンタゴン)、ピラミッド、クモの巣、宇宙の渦巻き星雲
の形など、ありとあらゆる自然界に存在するものに黄金分割比が数多く
見られます。自然界の本来あるべき美しい姿を支配している比率と考え
られ、エリオットがこの比率を相場の世界に適用しました。

エリオット波動の理論家は、この黄金分割比が内在するフィボナッチ
級数を使い、相場への応用を試みています。

2008年8月15日

ピボット指数

ピボット指数(PIVOT)は、ワイルダーによって考案されたテクニカル指標
です。前日の高値、安値、終値を参考とし、当日のサポート/レジスタンス
水準を予測した指標です。よって、長期保有のトレーダーよりも短期売買を
中心としたデイトレーダーなどに向いているテクニカル分析指標です。

ピボットの基本的な概念は、前日の株価変動で市場の売り圧力や買い
圧力の強さを表そうというところにあります。一方で、移動平均線やRSIなど
他の多くのテクニカル分析方法と異なる点は、連続性がないという点です。
一日の動きのみを重視していることで解るように、中長期のトレンドを測る指
標というよりは、一日の中で売り買いする「日計りディーラー」や安いところで
買いたい、あるいは高いところで売りたい、という「トレーダー」向きのテクニカ
ル指標です。

ピボット指数の計算は次のとおりです。

前日の高値=H
前日の安値=L
前日の引値=C とすると
ピボット基本指数(P)=(H+L+C)÷3

第一次下値支持線(B1)=2P-H
第二次下値支持線(B2)=P-H+L
第一次上値抵抗線(S1)=2P-L
第二次上値抵抗線(S2)=P+H-L
ロー・ブレイクアウト・ポイント(LBOP)=2P-2H+L
ハイ・ブレイクアウト・ポイント(HBOP)=2P-2L+H

2008年8月12日

一目均衡表

一目均衡表は、一目山人氏(本名:細田悟一氏)が独自の研究によって
導き出したテクニカル指標です。この指標において、転換線と基準線は、
それぞれ短期と長期の移動平均線的な役割を果たしており、転換線が
基準線の上にあるときは、買い局面、下にあるときは売り局面です。

また、一目均衡表で最もよく使われるのが、2本の先行スパンが形成す
る雲の存在です(先行スパン間に形成されるスペースが雲と呼ばれてい
ます)株価が雲の上にある場合は、上昇トレンドと判断します。

雲がクロスするところは、「変化日」と呼ばれますが、これは相場の転換
の目安になるともいわれています。

一目均衡表の計算方法

  1. 基準線=(過去26日間の最高値+過去26日間の最安値)÷2
  2. 転換線=(過去9日間の最高値+過去9日間の最安値)÷2
  3. 先行スパン1=(基準線+転換線)÷2を26日先行
  4. 先行スパン2=(過去52日間の最高値+過去52日間の最安値)÷2を26日先行

2008年8月10日

エリオット波動理論

エリオット波動理論について記します。
トレンドを観察すると、大きな波の中には小さな波が複数含まれている
のが確認できます。実はこれがトレンドの構造なのです。
具体的には、5つの動きで波は押し寄せ、3つの動きで波は引くというも
のです。

最初の大きな波が押し寄せ、最初の小さな波で引き、そして2番目の大
きな波で押し寄せ、2番目の小さな波で引き、そして、3番目の大きな波
が押し寄せます。この5つの波で1つのより大きな寄せる波が終了します。
続いて、最初の大きな引く波があり、小さな寄せる波があり、そして2番
目の大きな引く波があります。この3つの波の動きで、より大きな1つの引
く波が完成します。
これを相場に応用したのがエリオット波動理論です。

例えばその5つの波動が最終的に上に向かっているならば、それは上昇
トレンドです。
上昇⇒下降⇒上昇⇒下降⇒上昇のパターンの完成で上昇トレンドは終了
です。その後は、3つの波で下降トレンドが作られることになります。

2008年8月 3日

オシレーター系指標RSI

オシレーター系テクニカル指標RSIは、オシレーター系の代表的な指標
です。
価格全体の変動幅に対して、上げ幅の割合を計算することにより、相場
の過熱感を判断しています。

振れ幅のレンジは0-100%です。計算期間内の「値上がり幅」が「値下
がり幅」より大きかった場合、RSIは50%以上、逆に小さかった場合は、
50%以下を示します。
即ち、上昇トレンドでは50%以上のレンジ、下降トレンドでは50%以下の
レンジで推移しやすい傾向となります。
計算期間は14日間を使っています。

一般的には70-80%を超えると「買われすぎ」で売りサイン、20-30%を
下回ると「売られすぎ」で買いサインと判断します。しかし、トレンドの局面
によって、水準は変化します。

また、価格の高値圏、安値圏が意識され始めると、利益確定売りや反
発期待の買いが入ってきます。このような場合、価格が以前の高値(安値)
より上昇(下落)しているのに、RSIの水準は下がって(上がって)いる現象
が起きることがあります。
これはRSIの「逆行現象」⇒ダイバージェンスで、相場の大きなトレンド転換
の目安となります。ダイバージェンスが起きたときは要警戒です。