リトレースメント
為替相場においてある特定の方向に動いた後に価格は通常逆の方向に幾分戻り、その後また元のトレンドに沿った動きをみせることがあります。このような逆方向への戻りの度合いは特定の割合になることが多く、最も一般的なのが「半値戻し」です。
例えば上昇過程にある相場では、100から110まで上昇した価格が、一度上昇幅の半分である105近辺まで下落した後、再度もとの上昇トレンドに戻るということがよく起こります。半値戻しのほかにも「1/3戻し」や「2/3戻し」といった割合がよく知られてます。つまり、価格の戻しの割合は1/3単位で考えられることが多く、よって、最小で約33%、最大で約66%ということになります。
これらの事象を利用し、上昇トレンドにおいては33~50%の下降ゾーンを計算し、買いのタイミングを計るというように活用します。戻りの最大幅は66%であり、前回のトレンドが継続されるためには、調整のラインである2/3で止まらなくてはなりません。ここで止まれば上昇トレンドにおいては「買い」の、下降トレンドでは「売り」の比較的安全なポイントとなり、逆に2/3地点で止まらないようであれば、トレンド転換と受け止められ、この場合トレンドの全値を戻すことになります。
