2008年7月 9日

日本銀行の為替介入

日本銀行は日本の中央銀行として、物価の安定を図るための金融
政策の決定や実行など、様々な機能をはたしていますが、円の安定の
ために為替の取引にも介入することがあります。

為替介入が行われるのは、外国為替相場が、日本のファンダメンタ
ルズを反映した動きになっていないと判断される場合です。

例えば、不景気なのに円高に行き過ぎたり、好景気なのに過度に円
安になったりして、経済やインフレなどの面で明らかに不利になっている
場合です。

このような場合は、日銀がみずから外国為替市場に参加し、ドル買い
・円売りやドル売り・円買いに出ます。しかし、日銀が為替介入するのは、
財務省の指示に従い執行・事務管理をしているだけで、為替介入のタイミ
ングや規模などを決めているのは財務省です。日銀は財務省から委託を
受けて、民間の銀行や、まれに為替ブローカーに再委託をしています。

単独介入は、単独で介入を公言して行います。予告なしに行う介入です。

委託介入は日本の財務省が、欧米の中央銀行に委託して海外市場
で行う介入です。

協調介入は欧米の中央銀行と協議して、自分の国(地域)の市場で協
調して行うものです。

為替介入の効果は、その時の状況に応じて違いますが、市場へのイ
ンパクトは協調介入が最も大きく感じられます。

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